「妻のトリセツ」という本をご存じでしょうか?
私は情報番組で取り上げられているところを見てはじめて知りました。
我が家は子供が8カ月くらいとまだ小さく・・・育児のことで夫婦喧嘩が絶えない状況だったので、テレビみながら購入してしまいました。笑
Contents
「妻のトリセツ」ってどんな本?
これマジで女の人が書いているの?
人って自分のことはわかっているようで、わかっていない事が多いと思うんですよね。過大評価してしまっていたりとか、変なところを気にしてしまっていたりとか。
ですが、「妻のトリセツ」において著者は女の脳とか考え方をすごいフラットに理解しているというか、包み隠さず伝えているんですね。
脳科学的なアプローチ
重要だと感じたのが妻と同じことを言っていても、脳科学的なアプローチから言われるので腑に落ちるという部分です。
この本に書いてることって、妻が怒ったときに言っていることとすごくかぶるんです。
でも、ケンカしていると当然わたしもイライラしていますから何を言っているかは全く頭に入ってこなかったわけです。
それを脳科学的なアプローチから解説されると「あ~そいういうもんなのね~。」と受け入れることが出来るから不思議です。
同じことを言われても、誰に言われるかで印象が変わるということがあるかと思いますが、まさにアレです。
子育てで疲れて、ストレスMAXの毎日
遅くまで仕事して帰ってきて「疲れた~」とか言うと…
「私の方が疲れているんだから、そういうこと言わないで。早く抱っこかわって。」とか。
洗濯とか掃除とか皿洗いとかしても…
「普段何もやってないよね?それくらいやって当たり前だから。」とか。
妻も、赤ちゃんの夜泣きなど寝不足でストレスもすごかったのでしょうが、とにかく私もストレスMAXだったわけです。
こんな生活があと何年続くんだろう…新婚のころは楽しかったのになぁ…とかそんなことを考える日々でした。
「妻のトリセツ」をとりあえず読んでみた
何かを変えなきゃ何十年もこのままだ…そう思うとかなり不安でした。
そんな状況だったのでとりあえず読んでみようと思いました。
2時間くらいあれば読める量ですし、別に内容がまったく役に立たなかったとしても、もともとストレスMAXの毎日ですからダメージはないなと思いました。
読んでみたらとてもわかりやすい内容ですぐにできると思いました。
ですので、読んでみてとにかく実行してみました。
・妻が何か言い出したら、とにかく共感し「大変だったね~。」と言う。
・論理的に説得させるよりも、すぐに謝る。
笑えますよね?笑
でも、こんなシンプルな行動の結果・・・生活は激変しました。
ケンカが激減
今までは妻が何か言い出したら「俺もこんなに大変だよ!」という主張をしていたのですが、やめました。
その代わりとにかくロボットのように「うんうん。それは大変だったねぇ~。」となんか気持ち悪くても言ってみたんです。
そしたら、いつも怒っている妻がケロッとしていて怒りませんでした。
正直、即効性におどろきました。笑
また、怒らせてしまったときに相手を説得させる前に「ごめんね。」と言ってみる。これもこんなに効果があると思いませんでした。
普通の会話が増えた
何を話しても結局ケンカになってしまったり、怒らせてしまっていたので、話しかけるのもおっくうになっていました。
ですが、ポイントを意識してからは、日中の子供との出来事を聞いたり、どこに出かけていたのかとか、普通の会話ができるようになりました。
その流れで、子供のことをちゃんと話し合えるようにもなりました。
なんとなく、育児のことを話すと「またケンカになるだろうな~。またいろいろ頼まれるから嫌だな~。」という思いでいました。
ですが、いまは育児のこともしっかりと話していくことができるようになりました。
気分のいい毎日を過ごせるようになった。
これが本当に大きいです。
仕事にもプライベートにも直結します。健康にも直結しますよね。
ただでさえもサラリーマンはストレスがかかります。
それが家に帰ってもストレスだったら、心身ともに休まる場所がないですから。
辛すぎて、追い込まれてしまいますよ。
そんなサラリーマンを救える一冊だと思います。
電子書籍として読めますから、スマホとかでサクッと読んで、とにかく実行してみる。
繰り返しになりますが、2時間くらいあれば読める量ですし、別に内容がまったく役に立たなかったとしてもダメージないですよね。購入費用の800円くらいでしょうか。
「今日は妻の機嫌が良い日でありますように…。」とか祈って、何十年も不安の中で過ごすよりも、まずは知識を手に入れて実践してみる。
その方が建設的だと思います。
世の中の旦那さんが、より良い夫婦生活を送れますよう祈りつつ、こちらのエントリーとさせていただきます。