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古代エジプト文明の秘密がヤバすぎた!

エジプト」と聞くと、ピラミッド、スフィンクス、ファラオの仮面などを思い浮べる方が多いのではないでしょうか?

古代エジプト文明は世界で最初に出来た「世界四大文明」に数えられています。紀元前3000年頃に始まり、紀元前80年頃までと2900年以上続くとてつもない歴史を持っている文明です。

ただ、地理的に離れていることもあり僕たちにとって馴染み深いとは言えず、想像しようとしてもなかなか当時の社会や文化、暮らしを思い浮かべるのは簡単ではないでしょう。

そこで今回は謎に包まれた「古代エジプト文明」について解説します。

最後までご覧になって頂ければユニークな風習や古代エジプト人の秘密を知ることができ、あなたの教養が深まること間違いありません。

動画でもわかりやすく解説!

Contents

ファラオのお務め

古代エジプトはファラオという王様が統治する国でした。
ファラオが頂点に君臨し、それを臣下や貴族が支え、その他の多くが平民として暮らす社会だったとされています。

古代エジプトには多くのユニークな風習や文化が存在していますが、そのなかでも最もユニークなのがファラオに課されていた大事なお務めです。

そのお務めの内容というのは、神聖な儀式のときに川で自慰を行うことです。

古代エジプトにおいて、ファラオは「王様であると当時に神様でもある」と思われていて、ファラオの精子は新しい農作物を作り出す、ありがたい「聖なる種」とされていたのです。
「聖なる種」をエジプト文明にとって大事な役割を果たすナイル川に流すことが、国を担うファラオの大事な務めになっていました。

ナイル川はよく氾濫していましたが、この氾濫は古代エジプト人にとっては恵みの洪水でもありました。

エジプトの地には雨が降らず、どこもかしこも乾いた土地です。そこに大量の水を流し込んでくれるからです。その上、川が氾濫する時期も大体決まっていたので、農作業をする人たちにとってはありがたいものだったのです。

恵みをもたらすナイル川にファラオの精子を流すことは、当時の人たちにとって豊穣と繁栄の象徴を意味するものでした。

また、「聖なる種」ことファラオの精子の役割はそれだけではなく、自慰によって今後の収穫を占うことにも使われていたと言います。

多くの神官に見守られる中、自慰を行い、精子の量や飛距離で不作か豊作かを判断していたのです。

…ここまでご覧になった方は「古代エジプトってちょっとヤバイ」なんて思われるかもしれません。
しかし、こんな風習や思想が根付いたのには、エジプト神話の世界創生の物語という理由があるのです。

その神話の中で、エジプトの始まりがこんな風に語られています。
エジプトは水で満たされた何もない「」の状態でした。
しかしそこに神様が生まれます。

その神様はアトゥムと名乗り、自慰をはじめると精子から大気の神シューと湿気の神テフヌトという二人の神様を生みだします。

その生まれた二人の神が今度は、大地の神ゲブと天空の女神ヌトを生んだのですが、この兄妹は仲が良く、いつまでもぎゅっと抱き合ったまま離れません。
困った父親のシューが二人を引きはがしたため、世界は、空と大地でわかれることになったのです…

と、このようにエジプト神話では自慰が神聖なものとして扱われているのです。
ですからエジプト神話を信仰している当時のエジプト人が、自慰を神聖視することは特別おかしなことではないのです。

性に貪欲なエジプト人

世界は自慰によって生まれたと信じていた古代エジプト人ですから、その性文化は実に奔放で驚かされます。

王族間で血筋を守るため、一族内だけでの子作りがさかんに行われていたり、祈りの意味を込めてファラオは多くの人に見守られながらよく自慰をしていました。
また、古代エジプトでは性行為が死後の世界から再び生を受けるための行為と信じられていたとも言われています。

驚くべきことに、紀元前にはすでに「エロ本」が作られていました。
これは「エロティック・パピルス」とも呼ばれるもので、そこには12種類の体位が絵で記されていて、文章でも「後ろから女を…」とか「女性を眺めて興奮する男が…」などの生々しい描写もあるようです。

さらにエロいことを紙に書くだけの余裕のない労働者は、エロい落書きをそこら中に残していました。

最も有名なのが古代エジプトのハトシェプスト女王を称える神殿のすぐ近くに残された「エロ画」です。そこにはハトシェプスト女王と愛人の部下が交わる様子が描かれています。これだけではなく遺跡のあちこちに労働者たちの落書きがいまだに残されているのです。

また、実際の性生活も、現代とのギャップを感じるようなことが行われていました。

古代エジプトでは結婚すると女性側の家族にお金、いまで言う結納金のようなものが支払われていました。

そのため、お金を持っている男性ほどモテモテなのですが、お金のない男性は女性に相手にしてもらえません。

では性に奔放なこの時代に、非モテ男性たちはどうしていたのでしょうか?
「女性と交われないなら男でも…いや動物でも構わない!」
そう叫んだかどうかは定かではありませんが、同性愛や動物との性交が盛んだったことは判明しています。

特に動物との性交は壁画にも残されていて、現在よりもずっとポピュラーにおこなわれていたとも考えられています。

性文化の発達

性文化の発達に関してはこんな話もあります。
実はこの時代には既に「コンドーム」も開発されていたと言われています。

当時使われていたコンドームは、ヤギやブタなどの動物の腸や膀胱を使って男性器を守るものでした。とはいってもその用途は避妊や性病予防のためではなく、熱帯病や昆虫に咬まれるのを防ぐためのものです。

当時は衛生状況が今よりずっと悪かったため、性病などより寄生虫やそこからの感染症のほうが恐れられていたことがわかります。

また「地位の証」として身に着けることも多かったようで、もしかしたらコンドームはおしゃれな下着のような感覚だったのかもしれません。

厳しい気候から生まれた文化

おしゃれといえば古代エジプトを象徴する最も有名で華やかな女王「クレオパトラ」の紹介が欠かせません。

名だたる英雄を虜にした彼女は身だしなみも一流で、アイメイクやマニキュアはもちろんのこと、バラの香油や、美肌に良いとされるハチミツや牛乳を入れたお風呂に入り、自分磨きを怠りませんでした。

こうした逸話でも象徴されるように古代エジプト人は、濃いアイメイクをしている印象があります。実はこのアイメイクは「オシャレ」以外の意味もあるものでした。

古代エジプトでは体にあいている穴から悪魔が入り込んでくると信じられていました。その上、強い太陽の光や虫からの感染症など厳しい環境に晒されていました。

現代ほどに医療や技術が発展しているわけもないので、常に危険と隣り合わせの生活だったのです。

そのため古代エジプト人は、魔除けという意味に加えて、太陽光や砂、ごみから目を守るといった目的のために男女問わずアイシャドーを使ってメイクをしていたのです。

とはいえ、こうしたメイクが出来たのは一部の身分の高い人たちだけで、アイシャドーは高い地位の象徴とも言えるでしょう。そうした人たちは他にも様々なオシャレをして自分の地位を表現していました。

アイシャドーの他にもマニキュアやウィッグも

そのうちのひとつが、クレオパトラもつけていたマニキュアです。
当時メジャーだったのは「ヘンナ」という植物の花の汁で爪を赤く染める方法ですが、他にも腐食防止に効く水銀の入ったマニキュアを塗ったものもあったと言われています。

ちなみに赤は「太陽」や「知」を表し神聖なものとされていたので、この色が好まれていたようです。

また、ウィッグも古代エジプトで人気のオシャレのひとつです。
暑いエジプトでは衛生上の問題や体温の発散といった問題から男女ともに髪を剃ってスキンヘッドにしている人が多数いました。

そのため、頭のオシャレのために簡単に取り外せるウィッグが開発されたのです。

お金持ちは人毛で作ったものを使っていたようですが、庶民も羊毛で同様のものを作っておしゃれを楽しんでいたようです。

そして、更に驚くべきことに古代エジプトにはすでに歯磨き粉や口臭ケアのための丸薬なども存在していました。

「ずいぶん性に奔放な文化のようだし、異性を意識して色気づいているのかな?」なんて思われるかもしれませんが、これにもちゃんと理由があるのです。

エジプト地域に多いイスラム教の教えとして「身だしなみと衛生に気を付けなければならない」というものがあるのです。また「人間は誰でも健康に生まれてくるものであり、薬によって治せない病気は神が下した罰や死者の悪意のためである」といった思想が根付いていました。

そのため、こういった衛生用品が開発され、身だしなみには常に気を付けていたようです。
特に神に仕える神官は「神が下した罰」や「死者の悪意」を身に受けるわけにはいかないので毎朝体を洗い、口の中まで清潔にしていました。一見オシャレのためだけに見えるものにも、ちゃんとした理由があったのでした。

ピラミッド建設とご褒美

古代エジプト文明と言えば、やはりピラミッドの話を避けることはできないでしょう。
ピラミッドの建設では多くの奴隷たちが駆り出され、鞭を打たれながら日夜過酷な労働をしていた…というイメージが強いのではないでしょうか?

実はピラミッド建設に関わる労働者は、意外にホワイトな環境で働いていたことが分かっています。

古代エジプトではナイル川が毎年4か月間洪水を起こすという環境のため、その間労働者たちは仕事をすることが出来ません。

仕事がなければ収入もなく、家族を食べさせることもできないので、ピラミッドの建設はありがたい仕事だったようです。
何より彼らが喜んだのは労働の報酬として4~5リットルほどのビールが振る舞われることでした。

ビールは、エジプト神話でオシリスという神様が発見したとされています。
ですからビールは日常的に飲まれる他、神殿で儀式に使用されたり、お供物としてもつかわれていて、古代エジプト人の生活にもなくてはならないものだったのです。
なお、最大のピラミッドである「ギザのピラミッド」の研究で、約1キロ離れた場所に労働者用の住居区が発見されています。

そこにはパンの焼き場や穀物貯蔵庫、家畜の飼育所跡があり、また勤怠管理のタイムカードや子供たちの学習ノートのようなものまで見つかっています。
想像より随分と人間らしい生活をしていたことが伺えます。

仕事を終えると労働者用の住居へ帰り、連れてきた家族や仲間たちと食卓を囲んでビールで乾杯して一日の疲れを癒す…といったささやかだけど幸せな、そしてどこか僕たちにも近い生活がそこにはあったのかもしれません。

まとめ

古代エジプト文明についての知られざる文化や風習について解説しました。
謎のベールに包まれた古代エジプト文明ですが、ちょっと覗いてみると何だか人間らしくて笑ってしまうほどです。

しかし、その言動や文化には必ず理由があり、信じてきたものが根底にあります。その歴史の延長線上でいまも僕たちは生きています。

だからこそ神話や宗教、歴史を学ぶことには意味があるのです。
そういった色々な考えを知ることで、いま世界で起きていることや、それが日本に及ぼす影響を考えることができるようになります。

それはつまり自分自身にどういう影響があるのか?ということに繋がるのです。
自分の身を守ることにもなりますし、ビジネスや経済をする上でも欠かせない知識だと僕は思います。

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ということで、今回は以上です(^^)/

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