コロナウイルスの話題で本当に毎日持ちきりですよね。
ニュースやワイドショーもここぞと言わんばかりにコロナウイルス特集となっております。
株価が大幅に下落したり、経済指標が減退したりしている中ですが
今回はこの騒ぎが少し落ち着いた後の話をしようと思います。
動画でも解説しています!
Contents
災害から新しいことが生まれる瞬間
大きなトラブルや災害から新しいビジネスやライフスタイルが生まれるというのはよくあることです。
例えば!
有名な話ではメッセージアプリのLINE。
皆さんも日常的に使っているのでは無いでしょうか?
このLINEの”既読機能”ってあるじゃ無いですか。
今では他のメッセージアプリでも使われるようになりましたけど、あの既読機能がどうして作られたかご存知でしょうか?
実は東日本大震災をキッカケに生まれたものと言われています。
震災直後に電話がつながりにくい状況を受けて、インターネットでも安否確認をできるようにしよう、というところから始まっています。
だから「LINEも既読機能はなくした方が良いよ!」みたいな声があっても、LINEからあの機能がなくなることはないと言えるでしょう。
コロナウイルスから考えられる未来
では、今回のコロナウィルス感染被害を受けて、この先の未来には、どのような変化が生まれるでしょうか?
働き方が変わる
みんなが同じ場所に集まって、みんなで一緒に仕事しようという考え方が改まる可能性があります。
コロナウイルスのような感染力の強いウイルスが流行った場合に、同じ場所で働くというのはやはりリスクが大きいですよね。
実はもうこの流れは進み始めていて、
実際にGMO、ヤフー、リクルート、武田薬品、NEC、富士通、JT、ソニーといった大企業がテレワーク、リモートワークを推進し始めました。
社員で感染者が出た電通の他に資生堂も原則在宅勤務を命じています。
その上でGMOの熊谷会長がツイッターでこのように発信しています。
在宅勤務開始から3週間。何が凄いかと言うと、業績に影響がほぼ無い。この結果を見て、そもそもオフィスが必要なのか真剣に考えている(汗)
在宅勤務の判断は正しいと評価されてるけど、駅前のオフィスを一棟丸ごと借りている判断はどうなんだ?#在宅勤務
— 熊谷正寿 Masatoshi Mark Kumagai (@m_kumagai) February 16, 2020
「在宅勤務開始から3週間。何が凄いかと言うと、業績に影響がほぼ無い。
この結果を見て、そもそもオフィスが必要なのか真剣に考えている(汗)在宅勤務の判断は正しいと評価されてるけど
駅前のオフィスを一棟丸ごと借りている判断はどうなんだ?」
ということです。
業態としてインターネットの会社、ということを差し引いても、業績に影響が無いというのは驚きですよね。
もちろん現場で働いている人からすると「なんか働きづらいなー」という違和感はあるでしょうが、
会社全体で見て業績に悪影響がないのであれば、まさに単なる違和感に過ぎなかったということになるでしょう。
あのホリエモンさんも解説していましたが
僕としても、この「オフィス必要なくなる、テレワーク、リモートワークなどの在宅勤務がスタンダードになっていく」という、この流れが加速していくと思っています。
今回はその理由についてお話しようと思います。
3つあります。
環境がどんどん進化しているから
VRって試したことありますか?
僕はあれ驚きましたよ。部屋の中にいることをわかっているのにビルから落ちそうで怖いとか
VRだってわかっているのに目の前に人いるんじゃないかという、そんな感情すらも味わうことができます。
こういった技術はこれからもすごい勢いで進化するのはもう間違いありません。
それに加えて5G、6Gといった通信技術も進化していきますから、本当にメガネかけるだけでそこが会議室になりますよね。
だからわざわざ電車にのって、オフィスに出社して、会議室を予約して
全員揃うのをまって、それでは会議をはじめますみたいなことをしなくても
家のソファーとかにでも座りながらVRゴーグルでもかけて
「今日はハワイのビーチでミーティングするかー」とか
「ロンドンのカフェでブレストしよっか」とか
そういう世界が普通になる日も割とすぐに来ると思います。
というかもう目の前まできていると行った方が正しいとすらいえるでしょう。
実際にKDDIは「MUGENLABO」という
5Gの技術を伝えるイベントを開催予定でしたが
コロナウイルスの影響で、内容を急遽変更して、同じ内容のイベントを
バーチャルイベントで実施するという事を発表したりしています。
他にも東京オリンピックの選手村では
もはやVRゴーグルすら必要ない「肉眼VR」という技術も公開される予定だそうです。
この進化のスピードはコロナの感染速度以上ですね。本当に。
固定費が削減できるから
熊谷会長もツイートしているように大きな固定費をかけて立派なオフィスを構えなくても業績に影響がないということになれば、
駅前などの立地に大きなオフィスを構える必要がなくなります。
たとえ家賃が半分になるだけでも相当キャッシュフローが改善されると思います。
中小企業でも同じです。家賃の支払いに苦しんでいる会社は山のようにあります。
経営者からすれば無駄な固定費は削減していきたいに決まっていますよね。
そういう家賃を削減できれば、従業員を増やしたり、
よりテレワークやリモートワークがしやすいようなシステムといった
設備投資がしやすくなっていきますよね。
そうなると好循環がうまれる可能性があります。
固定費が削減できたから、その分商品にお金をかけようとなります。
お金をかければ、よりよい商品やサービスが生まれますよね。
良い商品であればユーザーは喜びます。
そうなれば、今までよりももっと商品を買ってくれたり、サービスを使うことになります。
商品がたくさん買われるわけなので、会社は更に儲かる、
だからまた商品にお金をかけて開発することが出来る・・・
みたいな感じですよね。
これは安直すぎるパターンかもしれませんが、こういう好循環に入るためのきっかけになる可能性は全然あるのではないでしょうか。
労働の成果が浮き彫りになるから
オフィスがなくなると、仕事は遠隔でやって成果物をシェアするという形になりますよね。
そうすると「仕事をやっている風」の人がすぐにわかるようになります。
だって「仕事をやっている風だけ」の人は、明確な成果物を示すことができませんからね。
マネジメント層である50代以上のサラリーマンとかに多いと思うのですが
「会社にいる=仕事している」みたいな考えの人が結構いるんですよね。
働き方改革が進んできたと言われていますが、現実としては、いまだに朝早く出社して、遅くまで仕事しているやつが頑張っていると評価されるという風潮はあると思います。
これはそもそも「出社する」と言う概念がなくなれば、相当イケてない考えだと言うことがわかると思います。
どれだけ長く会社にいようが、早く帰ろうが、本来大切なのは成果があるかないかだからです。
今の日本企業は早期退職金を上積みしてでも使えない社員数を減らしたいと考えています。
だからこそ、労働の成果が浮き彫りになれば、何もしていない人は早々にリストラの対象となります。
そうやって、より欧米式の働き方になっていくことでしょうし雇用形態自体もそういう方向に進んでいくことは間違いないでしょう。
こういう状況だからこそ、
若手のみならずベテラン社員も
自分自身がどうするか考えるべきではないでしょうか?
今勤めている会社で今よりもっと価値を生み出して
必要とされる人材になるにはどうしたら良いのか、
テレワークやリモートワークが進む世の中で、自分には一体何ができるだろうと
考える時間をとってみても良いと思います。
僕は一貫してお伝えしていますが個人で稼ぐ力をつけることが大切だと思っています。
投資や副業を始めて見るのも良いと思います。
ネットで調べればたくさん情報ありますし
本ブログでも手がたく稼げる情報をまとめていたりします。
他にも・・・
投資をノーリスクで始められるような内容もご紹介していたりします。
もし興味があればご覧くださいませ。
まとめ
最後にまとめます。
コロナウイルスをきっかけにして働き方が変わりはじめている。
それはデバイスや通信技術もあいまって一気に変化していくことになりそだ。
オフィスがなくなって、出社するという概念すらなくなったとき、
リストラが進む日本社会で自分が提供できる価値って何なのか?
ワイドショーで流れてくるコロナウイルス情報をきいてただ
焦るだけじゃなくて
終息後に自分はどうすべきなのかということを
考えることも必要なのではないでしょうか、僕はそう思います。
今回の記事が少しでも何かのキッカケになれば本当に嬉しく思います。
ありがとうございました!