「ひらがなけやきが改名」というニュースが話題になっていますね。
全然わかんなくなっちゃったよ~。
というあまり詳しくない方向けに、概要を説明していきます。
YouTubeでもわかりやすく解説しています!
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はじまりはAKB48
AKB48は国民的アイドルグループですから、ご存知の方が大半だと思います。
言うまでもなく秋元康氏がプロデュースしているアイドルグループです。
コンセプトは「会いに行けるアイドル」ということで、握手会や総選挙、秋葉原に専用劇場をつくるなどファンとの接点がとても多いことで有名です。
オーディションでもクラスで3番目くらいにかわいい子を選んでいるということで、アイドルをより身近なものにしていきました。
秋元康氏はNTV系列番組「アナザースカイ」に出演した際に
「(クラスで3番目くらいにかわいい子を選んでいる)は言っていない。いつの間にか都市伝説のように。全力で可愛い子を集めたつもり」「ただ、自分の1番目は誰かの3番目かもしれない」という話をしている。
現在、AKB48グループは日本国内のみならず、海外展開も行っている巨大アイドルグループです。
日本国内6グループ、海外6グループ、合計12グループが活動中
そのライバルとしての坂道グループ
AKBグループの公式ライバルとしてつくられたのが「坂道グループ」です。
乃木坂46というグループがはじまりで、コンセプトとしては「清楚・美形」という感じです。
AKB48と比べてみると専用劇場もないので中々お目にかかれませんし、グラビアなどでも写真集以外だと肌の露出は少ないなど、あくまで清楚な美少女路線ということを徹底しています。
AKB48よりも少ない人数でも勝つ!ということで46という数字になったと言われています。
欅坂46とは何か?
先ほどの乃木坂46の姉妹グループとして誕生したのが「欅坂46」です。
乃木坂46が「清楚・美形」というイメージだったのに対して、欅坂46のイメージは「クール・カッコイイ」という感じです。
特にセンターを務める平手友梨奈さんは「笑わないセンター」とも言われアイドルらしい姿はあまり見せません。
欅坂46とけやき坂(ひらがなけやき)
欅坂46のオーディションが行われ20名がメンバーとなりました。
その中で、第3次審査を通過し、最終審査を残すのみというところで、アイドル活動に反対する母親によって、地元の長崎に連れ戻されてしまった人がいました。
長濱ねるさんという方です。
最終審査を受けることができなかったショックがあまりにも大きすぎて憔悴しきっていたそうです。
そんな状況をみかねた運営スタッフと両親が、話し合いをした結果、特例で欅坂46のメンバーに入れることになったのです。
ですが、それだと最終審査を合格したメンバーと不公平だよね、ということで下部組織の「けやき坂46」が急遽つくられたのです。
「欅坂46」と区別するために、ひらがなの「けやき坂46」と名付けたので「ひらがなけやき」と呼ばれているわけですね。
改名して日向坂46(ひなたざか)へ
このようにして、もともとは欅坂46の下部組織的な立ち位置だった「けやき坂46」ですが、これが大活躍します。
2018年には武道館公演の成功やデビューアルバムがオリコン2冠を達成するなど”今最も勢いがあるグループ”と言われるまでに成長したのです。
ただ、グループのカラーは欅坂46の「クール・カッコイイ」とは一線を画すものとなっていたこともあり、改名するという流れになったわけですね。
メンバー本人たちのリアクション
欅坂46と混同されたり、インターネットで検索しても欅坂46が先に出てきてしまうことがあったりした中で
「ずっと”ひらながけやき”のままでいいのかな、っていう悩みは、メンバー間でありました」
「”ひらながけやき”という名前もすてきだけど、正直、こんがらがっちゃうという人もいると思う。だから、改名は一番の夢でした」
というように喜ばしく語っています。
建国記念の日が、ひらがなけやきにとっての独立記念日になったわけですね。
本日は以上です(^^)