コロナウイルスの感染が拡大しています。
世界では感染者数が10万人を突破しました。
世界中が混乱し、経済が縮小していく中で、
それに対抗しようとFRBは11年ぶりに緊急で金利引き下げを行いましたし
日銀に関してもETF買いを出動させるなど
とにかく、このまま経済を悪化させまいと世界中が必死です。
そんな中、明日からの1週間、特に水曜日までが
かなり重要な局面だということをご存知でしょうか?
まさにこれからの日本の経済がどういう方向で進んでいくのかを
決める1週間といっても過言ではないほどです。
これが一体どういうことなのかを解説していきます。
動画でも解説しています!
Contents
現在のコロナウイルス感染状況
まず現状として 感染者が増加しています。
アジアだけでなく中東、ヨーロッパ
そして別の記事でもお伝えしたように鍵を握るアメリカにおいても感染拡大の予兆が出てきているという状況です。
それを受けて日経平均もN Yダウも下落が続いています。
それに加えてニューヨーク州は7日に緊急事態宣言を出しました。
おそらくですが、明日の日経平均もこれらの影響を受けて 下落すると思われます。
そんな中!
安倍政権がある発表をしています。
安倍政権の重要な発表
それは何かというと
「10日までに緊急対策をまとめる」という話です。
あまり大きくは報じられていないようですが
これは実はかなり重要な局面です。
それはなぜかというと
このまま日経平均が下落して19000円、そして18000円付近まで行くようなことになると
日銀や、僕たちの年金を預かって運用しているGPIFが持っている日本株が
「ほぼ含み損」になってしまうんです。
含み損が出てくると日銀は「債務超過」になります。
簡単にいうと今ある資産を全て売却したとしても、負債を返しきれない状態になるということです。
日本の中央銀行が信頼を失うということは、それはもやは日本が破綻することとイコールです。
冗談でもなんでもなく、本当に日本という国の存亡がかかっているという状態なのです。
コロナショックに対抗する経済施策
そんな状況に対して!
10日までに何かしらの対策を出そうとしているのが安倍政権というわけです。
今どんな噂があるかというと期間限定「消費税5%あるいはゼロ」です。
これは日本経済に与えるインパクトがかなり大きいと思うので
流石に市場も無視できないのではないでしょうか。
僕たちの生活にも大きく関わることですよね。
時間がたてばコロナウイルス は収束に向かうでしょうから、
それ以降のことを考えると日本経済の刺激策としては物凄い威力だと言えるでしょう。
その一方で
10日の発表がこういった超ド級の政策でなかった場合には
「失望売り」が加速することになります。
それこそ日経平均株価も下がり、安倍総理の支持率も下がり
日本経済はより深刻な状況に陥るという負のループに突入してしまう可能性があります。
もちろん安倍政権もそうはさせないように
色々な策を議論している真っ最中かと思いますが
市場参加者がそれをどうとらえるかという事にも関わってきますので
10日火曜までの発表のタイミング、それと発表後の株価や経済の動きについて
しっかりとチェックされることをオススメします。
まとめ
テレビではトイレットペーパーとかマスク不足ばかりがフューチャーされていますが
その裏で日本経済が今後どうなるのかという超重要局面を迎えているのも事実です。
投資をされている方はもちろんですが、日本に住んでいる僕たちの生活にすらも
影響を及ぼす局面ですから、今の日本の動き、経済の動き、世界情勢を把握しておくことは
誰にとっても必要なことなのではないでしょうか。
コロナショックの中でも来週は特に目が離せない1週間になりそうです。
日本も混乱が続きますが、適切な対処を心がけていきたいですね。
感染にはみなさん気を付けていきましょう!
今回は以上です(^^)/