G20サミット首脳会談が大阪で開催されることになりましたね!
2019年6月28日(金曜)、29日(土曜)の2日間で開催されます。
会場は大阪国際見本市会場(インテックス大阪)です。
(住所:大阪府大阪市住之江区南港北1丁目5−102)
地図の赤枠で囲まれているあたりがインテックス大阪ですね。
大阪駅からは少し距離がありますが、大阪万博が開催される予定の夢洲(ゆめしま)やUSJからわりと近い距離にあります。
関西人からすると「大阪サミット⇒東京オリンピック⇒大阪万博」という流れがあり、大阪は勢いあるな~!なんて思ってしまうものです。笑
ところで。
まわりの雰囲気にあわせて盛り上がっている感じをだしているけど
(やべぇ。まったくわからねぇ…。)
なんて人はいませんか?
せっかくの機会ですので、今回の記事で理解しておくのはいかがでしょうか(^^)
動画でもわかりやすく解説しています。
Contents
サミットとは何か?
サミット(summit)は「主要国首脳会議(しゅようこくしゅのうかいぎ)」という意味の言葉です。
サミットはもともと「頂上」や「頂点」という意味の言葉です。
これが転じて「主要国首脳会議」という意味で使われています。
アメリカや日本などの主要な国々のトップが集まって行う会議なので、まさに「世界の頂点の会議」というような意味合いになりますね。
どうしてはじまったの?
1970年代に入り、世界的な経済問題が出てきました。
世界レベルの問題ですから「ひとつの国だけじゃ解決しきれないな~コリャ。」ということになりますよね。
だったら、先進国の首脳レベルで集まった方がいいよね、というところからスタートしました。
1975年11月に、パリ郊外において第1回サミットが開催されることになりました。
第1回サミット参加国
フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア
サミットの歴史
第1回サミット参加国の次には、カナダが参加しました。
その次に欧州連合(EU))の委員長が参加するようになりました。
この時点でのサミット参加国(G7)
フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダ、EU
その後…G7サミット終了後にロシアが各首脳と会合を行うようになりました。
その流れでロシアも参加するようになり1998年のバーミンガム・サミット以降「G7サミット」から「G8サミット」と呼ばれるようになりました。
この時点でのサミット参加国(G8)
フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダ、EU、ロシア
しかし、ロシアは結構やんちゃしています。2014年にウクライナの領土侵害など受けて「G8への参加を停止」ということになりました。
とうわけで、2014年以降はG7サミットとなっています。
G20とは何か?
解説していきますね。
先進国と言われている国の他にも目覚ましい成長をする国がたくさん出てきました。
そうなってくると世界の金融問題に対応するにはG8だけでは限界があるよね、ということで2008年当時のG8とEU、これに以下の11カ国が加盟したG20がはじまったのです。
中国、韓国、オーストラリア、トルコ、インド、インドネシア、メキシコ、ブラジル、アルゼンチン、南アフリカ、サウジアラビア
G20では特に世界経済や金融についての議論がなされるため金融サミットとも呼ばれます。
特に勢いのある新興国の意見は無視できませんから、年々G20の重要さが増してきているともいうことができます。
ただ!
参加する国が多くなると利害関係や対立などの問題も増えるため、意見を統一していくのは難しくなってきているのも実情です。
サミットは何のために行われているのか?
第1回サミットが開催されたのは世界的な経済の問題からでしたよね。
毎年持ち回りで議長国がきまります。
近年においての議題は様々で、その開催時に最も重要な国際問題、世界経済、環境資源、政治問題、開発問題…などが議論されます。
サミット終了後にはその時の決定事項が”宣言”として発表されたりしています。
日本はサミットの議長国に6回なっています。
- 1979年(東京サミット)
- 1986年(東京サミット)
- 1993年(東京サミット)
- 2000年(九州・沖縄サミット)
- 2008年(北海道洞爺湖サミット)
- 2016年(伊勢志摩サミット)
大阪サミットの開催意義は?
今回、G20が大阪で開催されることになりましたが、その意義は何なのでしょうか?
https://www.2019-g20-osaka.jp/goals.html より引用
上記が2019年G20大阪サミット関西推進協力協議会のオフィシャルコメントです。
G20サミット首脳会談の大阪開催が、日本を盛り上げるキッカケになると良いですね!本日は以上です(^^)