最近いたるところで「持続可能な~…」とか耳にしませんか?
その中でも個人的には「持続可能な開発目標」っていうフレーズをよく見聞きします。
でもなんか不自然な日本語な気がして、よく意味がわからないんですよね。笑
今回は「持続可能な開発目標」とは何かを解説していきます。
Contents
持続可能な開発目標(SDGs)とは何か?
概要
持続可能な開発目標とは、持続可能な開発のための17のグローバル目標と169のターゲットからなる、国連の開発目標である。 2015年9月の国連総会で採択された『我々の世界を変革する: 持続可能な開発のための2030アジェンダ』と題する成果文書で示された具体的行動指針。
wikipediaより引用
持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。
外務省HPより引用
上記のように記載がありますが、正直なかなか難しいですよね?
わかりやすく言うとどういう事?
簡単にいうと世界のリーダーを集めて、2030年までの世界の共通目標を決めてみました~!というものです。
英語で「Sustainable Development Goals」と表記するので、頭文字をとって「SDGs」という略称になっています。
つまり、持続可能な開発目標 = SDGs です。
読み方は「えすでぃーじーず」です。
なんでつくられたの?
もともとは主要な国際会議などでは国際的な目標が色々と決められていました。
それを2000年に行われた国連ミレニアム・サミットという会議で「いろんな目標あるけどさ、これを機に共通の目標にしようぜ!ちょーど2000年という節目だし!」ということで設定されたのがMDGsというものでした。
そのMDGsの達成期限が2015年だったのですが、達成できたこと、できなかったことがありました。
ですので「その続きをやろうよ~!」ということで2015年に設定されたのがSDGsというわけです。なお、今回も15年後の2030年までの共通目標として設定されています。
具体的にみてみよう
こちらをみれば、ほぼ理解できる思います。ピコ太郎と外務省のコラボ動画です。
・・・まったくわかりませんね。笑
17の目標
こちらがSDGsで設定されている目標です。
MDGsが”貧困や飢え”、”病気をなくそう”といったどちらかと言えば後進国を支えよう的なニュアンスが強かったですが、
SDGsにおいては”環境やエネルギー”や”豊かさ”といった先進国も含めた壮大な目標という感じが強くなりましたね。
169のターゲット
17の目標をより具体的にしているのが「169のターゲット」です。
目標を達成するために、どういう数値を達成すればいいのかな?といったところまで細かく設定されています。
かなり細かいですが、ご興味のある方はこちらからダウンロードをどうぞ。笑
日本の取り組み
取り組みの中の一つをご紹介します。
世の中で「一億総活躍社会の実現」「働き方改革」が話題になっていますよね?
実はこれもSDGsの目標に沿って設定された具体的な施策というわけなのです。
5.ジェンダー平等を実現しよう
8.働きがいも経済成長も
これからの社会にSDGsは欠かせない
今回ご説明した持続可能な開発目標(SDGs)は世界のリーダーが「こうしようぜ!」といっているテーマです。
それを無視して活動している国とか企業とか自治体とかはイケてないと思われるわけですね。
結局は未来の環境を失ってしまったり、豊かさを失ったりしてしまうことになるわけですから、自分に返ってきます。
逆に、SDGsに沿った活動は、これからの世の中で受け入れられる活動ということですね!
ぜひ、この機会に自分の活動が”持続可能かどうか”振り返ってみてはいかがでしょうか?
本日は以上です(^^)