デイトレードにおいてはテクニカル分析が欠かせません。
テクニカルが理由でエントリーした場合には、テクニカル分析に則ってエグジットしていきます。
今回はテクニカル分析に欠かせないチャートパターンの”超基礎”を解説します。
そしてその中でも代表的なチャートのみ抜粋してお伝えしていきますので、集中していきましょう。
Contents
そもそも何でチャートをみるの?
有名なチャートパターンがいくつか存在します。
それがなぜ参考になるかというと”再現性が高い”ということなんです。
チャートというのは価格の値動きを表します。それはすべて過去のものです。
価格というのは”買いたいという人と、売りたいという人の需給バランス”で決まりますから、チャートにはその時の市場参加者の心理が描かれているわけです。
ですが、全く同じシチュエーションは存在しませんので、あくまで”再現性が高い”という表現にしているわけです。
超基礎的なチャートパターンの見方
ダブルボトム、逆ヘッドアンドショルダー、アセンディングトライアングルについて解説していきます。
いずれも超有名なチャートパターンなので、数学で九九を覚えるくらい知っておくべきです。
今回は分かりやすくするために、すべて「買い目線」で説明していきますのでご留意ください。
ダブルボトム
これは”転換”のカタチです。
つまり下落トレンドだったところから、上昇トレンドに突入する可能性がある瞬間ということです。
確率としては5割ちょっとのイメージですね。
心理的な意味合いとしては…
「下落してきたが、左の赤丸のところで反発したな。」
「でも結局売り勢力のほうが強いからまた下がってくるかなぁ…。」
「お!右の赤丸のところでまた反発したぞ!」
「これはここが底値なのか!抵抗体になっていそうだな!買いだこれはー!!!」
…というイメージで笑
下値がある種のサポートラインとして機能して、転換していくわけですね。
逆ヘッドアンドショルダー
こちらも”転換”のカタチです。
ダブルボトムよりも信頼性が高いと言われています。
この形がきれいにでると6割程度は転換するイメージです。
心理的な意味合いとしては…
「結構下落してるな~。また安値更新したぞ。まずいな。」
「お、反発してきたか。」
「むむ!そして、安値を切り上げてきたな。これは強い。買うぞー!」
みたいな雰囲気ですね。笑
アセンディングトライアングル
こちらは”継続”のカタチです。
上昇トレンドの継続が確認できているので、どこでエントリーするべきかという指標になります。
心理的な意味合いとしては…
「上昇トレンドだけど、抵抗体が上にありそうだな。落ちてくるかな?」
「でも着実に安値を切り上げてきている。これは上に行きたがっているかな。」
「やはり!抵抗体を抜けたぞ!ここで買いじゃー!!!」
ですかね。笑
チャートの見方は人それぞれ
チャートは時間軸や、見る人によって見方が変わるので「100%これです。」と言える状況になることは少ないです。
それでもやみくもにエントリーするよりも、何か根拠があってエントリーすることをお勧めします。
なぜなら常に勝率50%の勝負を続けるよりも、
それが55%でも、60%でも、
少しでも勝てる可能性が高い方で勝負し続けることに優位性があるからですね。
まとめ
まずはテクニカル分析の基礎として代表的な3パターンをご紹介しました。
多くのチャートを眺めてみてみましょう。「もしかしてこれかも!」という瞬間に出会うはずです。
それでもなかなか予想を的中させることは難しいですが、その精度をあげていくことが重要です。
千里の道も一歩より、です。ともに頑張っていきましょう(^^)本日は以上です。