フィンテック(FinTech)とは、Finance(金融)と技術(Technology)を組み合わせた造語です。
金融サービスとIT技術を結びつけたものの事です。
FinTech = Finance(金融)× Technology(技術)
Contents
フィンテックが注目される理由とは?
これまでもATMやお金の管理などでIT技術を使用している金融サービスは存在しましたが、今まではフィンテックとして注目はされていませんでした。
特に、米国では2000年代前半から使われていました。
しかし、近年フィンテックが話題になっているのは金融機関以外のベンチャー企業やIT企業が、新しい金融サービスを開発しているからなのです。
リーマンショックで金融機関からリストラされたことによって流出した人材が、フィンテックのサービス開発へ多く関わることになり技術がいっきに進歩したとも言われています。
フィンテックで何が変わるの?
フィンテックによって何が変わるのでしょうか?
簡単に言えば、金融まわりのサービスが便利になることです。
例えば。
個人向けの場合、複数の銀行口座やクレジットカードと連携できる家計簿アプリが出てきたりします。
利用者は情報を登録しておくだけで、あとは自動でデータをアプリに反映させてくれるわけです。
資産管理の手間が減り、かなり便利になったということです。
フィンテックとスマートペイメント
スマートペイメントとは、現金や銀行での手続きを必要としない電子的な決済のことです。
つまり、キャッシュレスということです。
これからの日本でもかなり利用シーンが増えてきますよ!
スマートペイメントによってキャッシュレスになると…お札や小銭を管理する必要がなくなるので買い物がより便利になります。銀行での手続きなどにかかる時間、手数料がなくなるので、より早く安く便利に決済ができるようになるわけです。
国としてもキャッシュレスの比率を上げていきたい考えで、2025年までにキャッシュレス決済比率を40%まで上昇させる目標を掲げています。
フィンテック関連のサービス
フィンテックも序章ではありますが、下記のようなサービスで私たちの生活を便利にしてくれています。
具体的なフィンテック関連のサービスをご紹介します。
家計簿アプリ
Moneytree(マネーツリー)
クレジットカードや銀行カードでのやりとりをまとめて管理するサービス。過去の収支をグラフでチェックしたり今の資産をトータルで確認できるほか、引き落とし日や振り込みの通知機能も。ポイントカードの残高もチェックできる。
https://moneytree.jp/
マネーフォワード
対応金融機関数No.1を誇る家計簿サービス。銀行や電子マネーをまとめて管理したり、ポイントカードの残高をチェックしたりできるほか、レシート撮影入力といった機能も。
https://moneyforward.com/
支払い
PayPay(ペイペイ)
100億円キャンペーンで話題になりましたね。
https://paypay.ne.jp/
LINE Pay(ラインペイ)
LINEユーザー間の送金や提携店舗での決済ができるサービス。割り勘するとき、お金が足りなかったり、手持ちのお金ではおつりが足りなかったりすることがありますが、LINEPayであれば現金レスで友だちに支払いすることもできる。
http://line.me/ja/pay
資産運用
無料診断に答えるだけで、その人にあった投資を全自動でしてくれる。大手金融機関が数多く投資している企業でもある。
https://www.wealthnavi.com/
まとめ
フィンテックの世界はまだはじまったばかりです。序章です。
ですが、金融サービスはまだまだIT化が遅れているので、どんどん新しい企業が面白いサービスを開発して参入してくると思いますよ。
スマートペイメントの分野もいまはまさに群雄割拠の陣取り合戦ですね。どのサービスが生き残るのか・・・!
私たちの生活からも切り離せないフィンテックについてでした。今回は以上です(^^)