お金持ちになるためには「ビジネス」か「投資」しかありません。
(玉の輿…は今回なしで!笑)
普段の生活していると「投資するお金なんてないよ~」という方がほとんどかと思います。
そこで今回は誰でもできる、普段の買い物の考え方についてお伝えしていきます。
Contents
消費と投資の違い
まずは消費と投資についてググってみました。
消費とは使ってなくすという行動なんですね。
投資とは将来の利益のための行動なんですね。
金銭を投入していま手元からなくなるという点では同じです。
でも、この意味の違いは大きいですよ。
消費は、すればするほど貧しくなりますが、投資は、すればするほど(未来で)豊かになるというわけです。
チュニジア人の知恵
北アフリカにチュニジアという国があります。
チュニジアにいってみると建設途中で放置されている家が沢山あります。
なぜだと思いますか?
おそらく…
といったような理由が思い浮かぶと思います。
ですが!
実態は違うのです。あえて建設途中で放置させているのです。
チュニジアでは銀行口座を開いたり、ローンを組んだりすることがなかなかできません。
銀行口座が無いわけですから、現金を手元に置いておかなければなりませんよね。
しかし、そこはさすがに北アフリカですから、治安が悪く、現金を大量に手元に置いておくのは危険です。
同時に、インフレによって現金の価値が減っていく可能性も高いです。
そこでチュニジア人は考えました。
「強奪される可能性が無くて、しかも価値が減らないものに、交換しておいたら良いのでは?」
その答えが”レンガ”でした。
チュニジアではレンガの価値は減りません。しかし、盗まれる可能性はあります。
そこで「さすがに家ならば盗まれないヤ~ン!」とひらめいたわけですね。
なので、現金でレンガを仕入れたら、建築途中の家に足していく…ということを繰りかえしているのです。
だから、建築途中の家(=資産)がたくさんあるわけですね。
画像は http://fkdkma.net/ より引用
普段の買い物に投資目線を取り入れる
チュニジア人の話から何を学ぶべきでしょうか。
消費ではなく、投資基準でものごとを考えるという事です。
いま欲しいものをすぐに買うというのも選択肢ですが、チュニジア人がレンガを買うように“資産を買う”という意識をもちながら普段の買い物をすることができます。
例えばあなたがパソコンを買うとしましょう。
お店に行くと色々なパソコンがありますが、大きく分けるとWindowsとMacがあります。
同じような性能の場合だいたいはMacの方が割高です。
ということはWindowsのパソコンを買うのが合理的だと思いますよね。
ですが!
Macのパソコンは、Windowsのパソコンよりも価値が下がりにくい傾向があります。
ということは、数年後に新しいパソコンを買おうと思った時にMacの方が高く売れる可能性があるということです。
そのことを考えると、必ずしも価格の安いWindowsのパソコンを買うことが合理的だとは言えなくなってくるわけです。
つまり”資産を買う”という観点だけで言えば、Macのパソコンを買う方が合理的だと言えるわけですね。
数年おきにパソコンを買い替えるひとであれば、その効果は数年ごとに影響をうけるのでバカにできない金額になります。
まとめ
消費とは、使ってなくすという行動だと学びましたよね。
チュニジア人の知恵を学びましたよね。
日本では、すばらしい商品や快適なサービスが余るほどに揃っています。なので、ついつい目先の快楽だけを得るために”消費”してしまいがちですが、普段の買い物から”投資”目線を意識していくことで、あなたの資産も長い目でみれば増えていくことになるのではないでしょうか。
本日は以上です(^^)